パピーを迎えて1週間、我が家のルール
こんにちは🌸
皆さん、パピーをお迎えしてからおうちのルールってどうやって決めましたか?
すごくすごく大事だと思いますが、
「よい!お迎えしたその日からトレーニングがんばるぞ!!!」と
気合を入れすぎてしまうと、パピーに逆効果になっちゃうこともありそうです。
私は今年の5月末に念願の念願の念願のシェルティのパピーを迎えました。
それにあたり、主人(犬飼育経験なし※モコ以外)と
絶対にこれだけは!というNGルールをいくつか作りました。
結果として
今11カ月になりますが、このルールを徹底して、
今のところハウス(サークル)でリラックスしてお留守番できていて、
吠えグセや要求吠えもありません。
私がジュノとこんな生活を送れたらいいな♪の第一歩としては
いいスタートを切れています。
参考までにわが家のNGルールはこんな感じでした。
🐶お迎え~1週間🐶
kafu家のルール①
お迎えしてから1週間はサークルの外に出さない
kafu家のルール②
トイレの失敗をしても絶対にリアクションをしない
kafu家のルール➂
クンクン鳴いても、絶対にリアクションをしない
このルールをつくった目的は
- 家族や家を安心できる人(場所)としてしっかり認識させてあげたい
- トイレトレーニングは初日から徹底したい
- マンション暮らしなので、吠えグセは避けたい(避けなければならない)
細かくいろいろルールをつくると、どれも中途半端になりそうなので
NGルールはこれだけに絞りました。
ここで忘れてはいけないのは、
パピーは破壊的に可愛すぎるということです。
ぎゅーしたいし、構ってあげたいし、なでなでしてあげたいし、
はあああああー♥♥♥となります。
ただここでパピーの可愛さに惨敗してしまうと
その後、すべてがパピーのペースに引っ張られてえらいことになってしまうので、
いかに飼い主が「わんこの気持ちを優先」して「自制」できるかが
大事です。
これが飼い主第一の試練なのですが…(笑)
ルール①について
お迎えしたばかりのわんこは、どんなコでも緊張していますし、
ここは安全なところ?何があるの?この人達だれ??
と不安なことばかりです。
ジュノはマイペースなコでしたが、
楽天的なコ、フレンドリーなコという印象はなかったので、
表に出さなくても、その傾向が強いだろうなと思っていました。
特に神経質で繊細なシェルティなので。
だから一番最初に与えてあげたいのは、「安心感」でした。
まだワンコが慣れていないうちに
(飼い主が)なでなでしてあげたいからと、
サークルからすぐに出すのはNG。
クンクンしながらここは安全かな~
みんなどんな人たちなのかな~と
サークル(自分のスペース)からじっと観察できる時間を取ってあげます。
犬が人の生活習慣や環境に慣れるのは1週間~10日ほどかかると言われています。
ジュノの場合は2日ほどで
気が付いたらへそ天で寝たり、一人遊びが上手にできるようになっていました。
ルール②➂について
トイレの失敗やクンクン鳴くことに対して
リアクションをしてしまうのは、
犬をはじめて飼った人がやりがちなことなのでわが家ではNGルールにしました。
わんこは言葉が伝わらないので、
(おしっこ失敗で)きゃー!とか、こらー!とか言ってリアクションしてしまうと
「あれ?なんか飼い主さんテンション上がってる??」
→HAPPY♥
だと勘違いして、同じ失敗をいいこととして強化してしまう原因になります。
ただ、これ主人は苦戦してましたね…(笑)
ついつい「あ!」とか言って(笑)
言葉にはしなくてもリアクションしたり
表情が出ていたり(笑)
でもこれも飼い主が飼い主になる練習。がんばってもらいました。
クンクン鳴いている行為は
わんこにとって構ってほしい、寂しい、不安などの感情から出てくることが
多いです。最初は小さい声でのクンクン程度で済みますが、
甘く見ているとその延長で吠えグセがついてしまいます。
シェルティはとにかく鳴き声が大きい。
もともと牧羊犬なので声が通りやすく、よく吠える犬種で有名です。
他にもダックスちゃんもよく声が通りますよね。
以前にあった保護犬のシェルティちゃんは
元の飼い主に声帯を切られていました。
信じられませんが、それくらい吠えグセというものが付くと
大変だということです。
飼い主が出かけている間中吠え続けて、
虐待と勘違いされて警察沙汰になったそうです。
ジュノと穏やかに暮らすためにはこの吠えだけは絶対に
クセつけないようにしてあげたいと思っていました。
小さなクンクンでも一度反応してしまうと、
「お?反応した!あと一押し♪」とクンクン鳴くことの強化になったり、
不安な気持ちがどんどん膨らんで、わんこも気づかないうちに
興奮状態になってしまったり、といいことが何もありません😢
ジュノはちょうど1週間過ぎたことから急に試し行動のように
クンクン言うようになりました。
それまではうんともすんとも言わなかったのに、です。
きっと慣れてきたんだと思います。
クンクン鳴く=自己主張してもいい(安心)できると思えるようになったのかなと。
それはそれで正直嬉しかったです。
ただここで、「どうしたの??」と心配してしまうと
ジュノの思うツボなのでなので、ピクリとも反応しませんでした。
すると、あ、だめなのね。と諦めてくれました。
そのあとクンクンという要求を辞めて一人あそびし出したり、
ふて寝をし出したら思いっきり褒めたり、
フードを少し上げたりしてコミュニケーションを取りました。
その繰り返し。ジュノの要求は本当に短期間で
たぶんクンクン言ったのは2,3日だったと思います。
そこから現在の11カ月まで夜泣きや要求吠えなどは一度もないです。
まとめ
パピートレーニングの方法はいろんな情報があるので
どんどんチャレンジすべきだと思いますが、
一度に全部は無理なので、
このコの特性や背景を考えてあげたり、
お迎えしたコとこの先どんな生活を送りたいか、を想像して
それにあったトレーニングやルールを決めてあげると
こちらも無理なく子育てできるかなと思います♪♪
ぜひご参考までに♥
トレーニング施設にいっても犬の問題行動が解決しない理由
こんにちは🌸
噛み犬モコと暮らすkafuです。
愛犬の問題行動に悩み、ドッグセラピスト資格取得後、ブリーディング施設・ドッグトレーニング施設で下働きしながら、犬のストレスケアを学んできました。
ちなみに本職はメンタルクリニック勤務です。
愛犬との暮らしの中で、問題行動に困ったことってありませんか?
例えば、
人や犬を見ると激しく吠える、飛び掛かる、
トイレがうまくできない、
リードをグイグイひっぱる、
好き嫌いが激しい、
気に入らないと唸る……などなど。
ちょっとしたことだったらまだしも、
本当に困ったらトレーナーさんや獣医さんに相談されますよね?
私もトレーニング施設に研修に行っているとき、
様々な理由でご相談に来られる飼い主さん・わんちゃんにお会いしました。
そこで知ったのは、具体的な解決に至らないケースが多いということでした。
それはなぜか?
理由は簡単です。
ほとんどの場合、問題があるのは「愛犬」ではなく「飼い主」だからです。
トレーナーさんはあくまで犬の専門家であって、飼い主さん(人)の専門家ではありませんからね。
飼い主に問題があるとは言っても、
愛情を持って育てなかったとか、
虐待しただとか、
そういったことではありません。
そんな方はそもそも愛犬の問題行動に向き合おうとしません。
むしろその逆で、我が子として大切に大切に育てている方、
愛情たっぷりな方ほど、その「問題」の大きさというか根深さが増す、
というイメージです。
どうしてそういうことが起こるのか……
これはまさに今言われている、
犬の「擬人化」による弊害だと思っています。
犬と人は古くから生活を共にするパートナーですが、種が違います。
種が違えば、当然ながら習性が違うわけで、
私たち人がこうだから、犬もこう思うはず!ということが通用しないことが多いです。
あとはこうだろう!(こうあってほしい)という思い込みもプラスされると思います。
例えばあるある事例として、
・狭いところに入れたら窮屈でかわいそうだからクレートには入れない
・犬がしっぽをふっているから、きっとフレンドリーなコだ
など
ちょっと待って!ということがいろいろあるんです。
かつての私も知りませんでした…
だからよかれと思ってやっていたことが裏目に出てしまって、
犬としては、コミュニケーションが取れないこと(伝わらないこと)が
ストレスとなり、そして問題行動の強化に繋がっていきます。
ですから、
よく、トレーナーさんに預けている間は問題行動が改善されても、
家に戻って少し経つと、また戻ってしまう、もしくは逆にもっとひどくなった
と聞くと思いますが、これが要因の一つです。
ではどうするのがよいのか。
問題行動が起こる前なのか起ったあとなのか、で行動は変わってきます。
次のブログでそれぞれまとめてみようと思います。
今日もありがとうございました🌸
問題行動や精神疾患を持つわんこと飼い主さまへ
はじめまして🌸
kafuのブログに起こしいただき、ありがとうございます。
トイプードルのモコ(13歳)、シェルティのジュノ(11カ月)と暮らす、まだまだ新米の飼い主兼ドッグセラピスト🐶です。
精神科で働きながら、ドッグセラピスト・ドッグアロマセラピストの資格を取得後、ブリーダー施設、ドッグトレーナー施設などで下働きしながら経験を積み、犬・飼い主さんのカウンセリングを学んできました。
このブログでは、
- 愛犬との穏やかな暮らしのヒント🍃
- 犬の問題行動の解決について
- 愛犬から好かれる飼い主になる方法👩
- パピーからシニアまで心身のケア💉
- いち愛犬家のドタバタ日記✐
を書いていこうと思います♪♪
犬の問題行動や精神疾患で悩む方は最近とても多いと思います。
私自身も犬のメンタルケアを学ぶきっかけは…愛犬の噛み癖でした。
(レベル流血)
モコはペットショップで一目惚れして家族に迎えました。
その当時、マスコミで働いていたのですが、睡眠時間もほとんど取れないような
無謀な働き方をしていて、犬を飼えるような精神状態になかったです。今思えば…。
にもかかわらず、モコモコふわふわ、無邪気なパピー✨🐶に心惹かれて
何の根拠もなく、大丈夫!と迎えました。
案の定、なかなかかまってあげられず、本当にダメ飼い主として過ごしました。
その結果、3歳を過ぎたころから…モコが嫌なことは嫌だ!!!と
コントロールが効かない、本気で唸り、
そして飛びついて噛みつくようになっていきました……。
そしてなんとそのまま5年、向き合うのが怖くて…、
私が悪いし、仕方がない…
と思いながら年月を重ねてしました…。
というより、もうどうしたらいいのかわからなくなっていました。
また機会があれば詳しく書こうと思いますが、
トレーナーさんにも獣医さんにも相談にいきましたが、
モコが変わることはありませんでした。
そんなとき、いや、そもそもモコを変えるんじゃなくて、
飼い主が変わらないといけないんじゃないか?と、
ふと思い、その1時間後にはドッグセラピストの育成スクールに申し込んでいました。
そこから自分で施設に問い合わせて下働きさせてもらって
コツコツ経験を積み、今に至るわけですが、
ドッグトレーナーさんとも、獣医さんとも違う、
また別の専門家として学んだことがすごくたくさんあったので、
ぜひこの経験や知識を愛犬家の皆様に役立てていただきたいと思い、
このブログを立ち上げました❣
施設での経験や、私自身が失敗したことなどもリアルに書いていくつもりです。
愛犬家の皆様、
今現在噛み犬ちゃんと過ごしている方、お困りごとのある方、
これからわんこを迎える予定の方
飼い主として成長したい方
犬の心身の健康に興味のある方
などなど
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
まだまだ勉強中のわたくしですが、よろしくお願い致します!